清々しくいきたい





現在は高知と東京で活動している師匠のお話を聴くことができる機会があり、
8月末にものこぼサマースクールというセミナーの最終日に参加してきました。



将来何をやりたいか分からず、悩みに悩んでいた20歳の時に
成人式用の靴を買いに行ったお店でたまたまいただいた
シューフィルという靴の雑誌のモゲワークショップの記事を見て、
これだ!と思い、それから5年ほど経ってから
モゲワークショップのディヤーズに入ったのが2003年9月でしたので
靴をつくりはじめてちょうど12年経ちました。
ディヤーズを5年、サンデーワーカーズを1年、その後1年ほど在籍していたので
約7年モゲワークショップで学び、
工房を立ち上げて約5年です。


サラリーマンをしながら教室に通っていた時、
靴をつくり、手を動かしている時間は
本当の自分に出会っているような、
本当の自分を解放しているような、
自分の中心に還っていくような、
そんな清々しさを感じながら、
会社や私生活であった嫌なこと、辛いことを浄化しているような時間でした。
世間というものが少しずつ見えてきて
「それってどうなんだろう?」ということの多い世の中で、
「そうそう、そうだよね、そういうことだよね」というように
すべてに納得出来るような、気持ち良くイエス!と言えるような
外の世界とはまったく違う空間がそこにはありました。
そういう時間をもっとたくさんの人と共有したい!と思い、
生まれ育った地元に工房を立ち上げることにしました。



この5年間、いろいろな方の支えに助けられつつ、
工房をつくり、ワークショップを運営し、注文靴をつくり、
夫となり、父となり、体があと2つは欲しいなと思うような暮らしの中で
ワークショップや靴をつくるということから生まれる感動や刺激に
少し鈍感になってきてしまっていたように思います。


今回のセミナーに参加して
以前私が感じていた
本当の自分に出会い、
本当の自分を解放し
自分の中心に還っていくような清々しさ
を感じる時間を今後もつくっていけるように
ワークショップのあり方を考えるとともに
私の工房でできた靴が、履く人により一層満足感を得ていただけるように
足と靴の関係について、人との関わり方について
もっともっと学び、考え、挑戦し続けなくては!
と思いました。



くつつくりワークショップも、そこに参加される人たちとの関係も、
そして靴自体もよりよいものにしていきい!
ということです。


これからもどうぞよろしくお願いいたします。















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