つまむ







先日、靴底のウレタンがボロボロになったブーツを持って、
「修理できますか?」と来てくれたJさん、


私:「自分でやってみませんか?」


Jさん:「え、自分でできるんですか?」


私:「もちろん!」


Jさん:「じゃあやってみようかな、、、」



ということでくつつくりならぬ
靴の修理ワークショップをやってみました。





加水化分解で欠けてしまったソールを
なるべくきれいにはがして、
グラインダーで底面を整えます。










ソールごとだし縫いしてあった分は
中板とオシブチのみをしっかりと
縫い直します。








一針一針ギュギュッと。









ビブラムのトラクションソールを貼って、
つま先を磨いて完成です。



「懐かしい履き心地です」
と喜んでいただきました。



自分でやってみたい方はコチラまでお気軽にお問い合わせ下さい。
モノによってできるもの、できないものもあるかと思いますが、
まずは一度お会いをして、お話できればいいなと思います。
宜しくお願いいたします。










そしてこちらは
昨年9月にできたバブーシュのメンテナンスのお話です。



となりに置いてあるグリーンが元の色です。
個人差、個体差はあると思いますが、
約半年でこの色の変化。
不思議です。








履き口をぎゅっとつまんで手縫いして、
より足に合うように。












クリームで軽く汚れ落としをして
スタンバイ完了。



シンプルなつくりほど、
靴にも履き手の表情があらわれる気がします。




今月末あたりから主に連れられて
南米に旅立つようです。




次に会うのは7月か8月か。




その時には
彼も
このバブーシュも、
どんな精悍な顔つきになっているのか、
今からとても楽しみです。





























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